お知らせ

中村耕三前理事長が平成23年度日本医師会医学賞を受賞しました。

中村耕三前理事長が超高齢社会における新しい運動器学の構築とその病態、および先端的評価法・治療法の開発の業績が認められ平成23年度日本医師会医学賞を受賞しました。

日本医師会医学賞とは

日本医師会医学賞とは、「日本医師会会員で医学上重要な業績を上げた者に授与する賞」です。
中村耕三前理事長は、「超高齢社会という未曾有の時代に、運動器医学・医療の新しい課題を明らかにし、それに対する次世代にもつながる研究基盤を構築し、成果をあげている。

特に、

  • ①運動器医学・医療の基盤となる世界的規模のコホート疫学研究(ROADプロジェクト)を実現し、運動器医療の重要性をエビデンスをもって明らかにした。
  • ②高齢社会の課題である,骨粗鬆症,関節障害について,病態解明につながる骨代謝、軟骨代謝、関節リウマチに関して、基礎・病態研究が世界のトップレベルにある。
  • ③疫学、臨床、基礎研究の各データを融合し課題解決にあたる体制を構築した。
  • ④臨床現場の課題を産学連携のしくみを通し、医療現場で使用できる成果として実現した。
  • ⑤Locomotive syndrome(運動器症候群)の概念を提唱し、超高齢社会における運動器医療の重要性を社会に発信していること。

これらのことが高く評価され選ばれました。