日本整形外科学会とは

理事長就任のご挨拶

平成29年(2017年)5月より、公益社団法人日本整形外科学会の理事長を拝命いたしました。会員数が2万4千名を超える本学会の運営にたずさわりますこと、身の引き締まる思いがいたします。丸毛啓史前理事長の後任として、誠心誠意、本邦の医療の発展のために尽くす所存でございます。皆様、どうぞ、よろしくお願いいたします。

日本整形外科学会は大正15年(1926年)に設立されました。平成23年(2011年)からは公益社団法人として活動していますが、現在では世界でも有数の規模の運動器関連の学会へと発展しています。

整形外科医が関わる疾患・対象は、変形性関節症や関節リウマチなどの関節疾患、椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、後縦靭帯骨化症などの脊椎・脊髄疾患、骨折・脱臼などの外傷、スポーツ外傷・障害、骨・軟部腫瘍、骨粗鬆症など多岐にわたっています。これらの疾病はいずれも、人が立ち、歩き、手を使うのに必要な運動器の機能を障害するものです。整形外科医は、患者さんに運動療法や薬物療法などの保存療法、そして手術療法などの適切な医療を提供し、運動器機能の維持・改善の手助けを行っています。

超高齢社会を迎えている本邦においては、健康寿命を延ばすことが重要な課題であり、運動器の健康が何より大切です。日本臨床整形外科学会、日本整形外科勤務医会とともに、ロコモティブシンドローム・運動器症候群の予防および治療に全力で取り組む所存です。

公益法人として、地域医療に配慮するとともに、質の高い運動器関連の専門医の育成に努めてまいります。今後一層、運動器疾患に対する医療の発展に寄与し、国民や患者さんの期待に応えていきたいと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。

公益社団法人日本整形外科学会理事長
(筑波大学医学医療系整形外科教授)
山崎 正志