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保護者・養護教諭・学校医向けFAQ

Q整形外科以外の医師が行う検診時のポイントは?
――内科医の先生の中には「これは整形外科専門じゃないと判断できない」とおっしゃる方もいます。整形外科以外の医師が運動器検診を行う場合は、どのようなことに注意すれば良いですか?

A

こんな異常に注意してください
次表(表1)のようなチェックポイントに注意し、何らかの異常があれば整形外科専門医を受診させるようにすれば、見逃しを避けることができるのではないでしょうか。

表 1 運動器検診のチェックポイント

次のような異常に注意する
・側弯がある
・歩行異常がある
・痛みがある(動かす時の痛み、安静時の痛み)
・動きが悪い(関節に異常がある場合と、筋肉や神経など関節外に問題がある場合がある)
・左右差がある(四肢のアライメント・長さ・太さなど)
・変形がある(ある肢位で明らかな場合がある)
・痺れがある
・筋力低下がある
・関節にグラツキがある
・局所に腫脹・熱感・創傷がある


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