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冊子「スポーツ医へのかかり方」の紹介

この本のねらいと成り立ち

この本は日本整形外科学会のスポーツ委員会委員が、分担して作成した本で、1991年に初版が刊行されています。
スポーツによるケガや故障で予防していたら防げていたものがあったり、放置されていたり適切な治療が行われたりしたためにスポーツへの復帰が遅れたり重大な後遺障害を残したりする例が少なくない、という状況に対し、そのような不幸なケースが出ないことを願って作成・出版されたものです。1991年の初版刊行の後、2005年に改訂が成されました。

内容の紹介

1、2章では整形外科やスポーツ医がどんな仕事をするか、ということが紹介されています。3、4章は、ケガをしたときに、応急処置をどうしたらよいか、どんなときにスポーツ医に行くべきか、診察に際してどう言ったらよいか、ということが、question & answerの形で書かれています。 5章は頭から足までそれぞれのケガ・故障について、どうやって治療し、どのくらい期間がかかるのかがわかりやすく説明されています。7章は、「こういわれたら」というタイトルで、いろんな場面でどうしたらよいかが具体的に書かれています。その後の8−14章では、薬、ケガ・障害予防のためのトレーニング、メディカルチェック、中高年・女性・子どものケガや故障について説明しています。

この本を読んでみてください

スポーツ医はスポーツが好きで、「スポーツをする人」が活躍されることを願い、それを積極的にサポートをすることに喜びを持っています。「スポーツをする人」を中心に、監督・トレーナーなど現場でサポートするスタッフと、スポーツ医、理学療法士・栄養士などのコメディカルが、円滑なコミュニケーションのもとに互いに協力しあうことによって、スポーツはより安全に、効果的で楽しいものになるでしょう。初版の「あとがき」に書かれた故・藤巻悦夫委員長(当時)の言葉を引用させていただきます。
「スポーツ現場でケガが起こったときに、このケガはどうしたらよいのかと迷われることは少なくないことでしょう。しかしその現場での判断と対応が非常に重要なのです。本書がいつもスポーツ現場に置かれ、広くご活用されることを心から願っています。」