一般の方へ

ロコモティブシンドローム(ロコモ)とは

運動器の障害のために立ったり歩いたりするための身体能力(移動機能)が低下した状態を 「ロコモティブシンドローム(ロコモ、または運動器症候群)」といいます。
ロコモが進行すると、将来介護が必要になるリスクが高くなります。
ロコモ度テストを用いた住民調査から、ロコモと判定されるロコモ度1以上の人は4590万人と推定されます
日常生活に支障はないと思っていても、ロコモになっていたり、すでに進行したりしている場合が多くあることが分かっています。
いつまでも歩き続けるために、ロコモの予防や進行を抑えて運動器を長持ちさせ、健康寿命を延ばしていくことが大切です。

日本整形外科学会,日本運動器科学会:ロコモティブシンドローム診療ガイド2021,文光堂,2021,p.20

日本整形外科学会ではロコモ予防のための啓発を行っています。

2022年日本整形外科学会テーマポスター
「80GO(ハチマルゴー)」(ダウンロード用)

ロコモチャレンジ!推進協議会について

日本整形外科学会は学術団体ですが、ロコモを医療・企業・行政の枠を超えて社会的に取り組むテーマであると考え、広くロコモを啓発し、ロコモに負けない社会をつくるために「ロコモチャレンジ!推進協議会」を立ち上げました。
ロコモチャレンジ!推進協議会は、ロコモの正しい知識と予防意識の啓発のための広報活動を推進しています。
日本整形外科学会からは整形外科専門医が参画し、サポート企業との連携による各種啓発活動も展開しています。
ロコモチャレンジ!推進協議会 公式サイト「ロコモONLINE」では、手軽なロコモのチェック方法、予防方法、ロコモを相談できるドクターの検索など、役立つ情報が満載です。

ロコモ関連の転載許諾、使用許諾、お問い合わせは こちら からお願いいたします。

啓発記事

読売新聞朝刊全国版 全面広告 2023年2月19日(日)掲載
フレイル・ロコモを克服へ!80歳でも元気に外出できるカラダづくりを